■結婚前に恋人と同棲生活をするメリット
同棲といっても、一緒に暮らし始めるきっかけは、自然な流れだったり、きちんとした話があったりとカップルによってさまざまなもの。
★一人暮しをしていたN子さんの場合
「彼と同棲をするようになったきっかけは、近所で一人暮らしの女性を狙った犯罪が起きたことです。」
その事件をきっかけに、彼と今後の生活についての話しになりました。
N子さんは、「二人暮しを始めてから寂しいと言う気持ちはなくなった、男の人が部屋にいるというだけで安心感があります。」とおっしゃいました。
また、同棲することで家賃も安くなり、いい部屋に安く住めるというのも魅力の一つと言えるでしょう。
ニューヨーク、パリ、ロンドンなど欧米では、恋人同士が結婚前に一緒に暮らし、同じ時間を共にするのは常識となっています。
その理由はどうしてなのでしょうか。
合理的な考えとして、物価も家賃も高い都市だからこそ、同棲する男女が多いと考えられます。
日本でも最近では同じような傾向になりつつあります。
一緒に暮らしてみて、お互いの相性や価値観が合うのかチェックする、結婚前の準備期間と考えるカップルが多くなってきたということでしょう。
ここに面白いデータがあります。
厚生労働省の『人口動態統計』調査
2006年の離婚件数は28万9000件に及びます。
離婚件数は増え続け、この10年間で離婚率は1.5 倍。
日本人の結婚観も変わってきていますし、身近に離婚するカップルが増えたことが理由だとも考えられています。
一度きりの人生だから自分という存在を大事にしたい、そう考える人が増えたようです。
離婚の原因について考えられることは、価値観の違い、そして性格の不一致ですね。
「恋愛」と「結婚生活」は違うことが一緒に暮らしてみてわかった、と言うケースが非常に多く、相手の嫌な面を含めて、パートナーを深く知ってから結婚するべき、と判断し行動する人が増えたのでしょう。
「結婚」と「同棲」の違いをアンケート調査した結果、アンケート集計を見ると、
責任(があるか、ないか:105名
社会的な差異:96名
子供に対する環境:54名
という結果になりました。
結婚して初めて一緒に暮らした男女と、結婚前に同棲生活を始めた男女の違い。
それは、社会的なことや周囲の人達に対してきちんとした責任が持てるのか、女性が妊娠した時に整った環境にあるか、などを考えると、婚姻届けだけでは計ることのできない違いがそこにあるのです。
同棲を始めると必ず、今まで気づかなかった恋人の嫌な面がどんどん見えてくるでしょう。
トイレや洗面所、お風呂の使い方や食事の仕方、生活のルールすべてに違いがあるものです。
一瞬にして愛情が冷めてしまうような瞬間を目にしてしまうこともあるかもしれません。
「好きだからずっと一緒にいたい」、その気持ちから一緒に生活をスタートさせても、パートナーとの生活習慣の違いをどこまで許せるか、どこまで相手に合わせるか、相手も受け入れてくれるのか、が問題になってきます。
そういう意味で同棲はプレ結婚としてメリットがあります。
でも、ご両親はそのような感覚が理解出来ないかも知れませんので、きちんと理解してもらえるように日々のコミュニケーションをしていってくださいね。